工房阿列布のあゆみ
平成元年 ~平成9年 | ■知的障害の子供を持つ4家族が慢性的な施設不足から我が子の将来を案じ、家族が望む家庭的な施設を造ろうと 4家族の一人の家族より、いわき市好間町下好間字鬼越の土地の無償提供と作業所の建物寄付を受け工房阿列布としてスタートする。 ■別棟の「せっけん作業所」保護者と賛同者で資金を出し合い完成させる。 オリジナルのリサイクル商品 『沙羅せっけん』 『キッチン沙羅』 を完成させ、財団法人日本食品分析センター及び財団法人日本環境協会から品質合格の認定を受け、エコマーク商品として販売をスタートする。 ■知的障害者の受け入れを開始する。 ■ホスピス運営委員会を結成。ホスピス基金を4人の家族からスタートさせる。 ■財団法人福島県総合社会福祉基金の助成事業により乾燥室を設置する。 第1回工房阿列布主催福祉講演会を企画。いわき市文化センターにて『クリントンに指名された男』アメリカ、ホワイトハウス陸運局より、マイケル・ウィンター氏来日講演会を開催する。 ■福島県障害者小規模通所授産事業補助金が福島県といわき市から交付される。 ホスピス運営委員会を『沙羅の会』と改称し、工房阿列布の目標と運営を市レベルで支援する活動となる。会員50名になり、組織をつくる。 ■福島県調整費事業の補助(3年)が決まり、障がい者の余暇活動として音楽塾『パピヨン』を企画し、市民ボランティアと共に活動に入る。 第2回工房阿列布主催福祉講演会を企画。いわき市文化センターにて『障害者の老後』をテーマに開催する。 社会福祉法人設立準備の話し合いを始める。 |
平成10年 | 世界的ジャズ奏者『渡辺貞夫チャリティーコンサート』を主催。音楽塾『パピヨン』も舞台に立つ。 福島県社会福祉育成会より作業所活動活性化事業費が交付される。 |
平成12年 | 社会福祉法人設立準備委員会が発足する。 |
平成13年 | 新施設建設候補地選定作業を始める。 |
平成14年 | 新施設建設地を、福島県いわき市内郷宮町峰根に決定する。 |
平成15年 | いわき市より社会福祉法人の認可を得て、社会福祉法人愛篤福祉会が設立される。 いわき市施設整備補助予算が成立する。 |
平成16年 | 社会福祉法人愛篤福祉会 知的障害者通所授産施設『工房阿列布』を開設する。 工房阿列布支援団体『沙羅の会』の名称を改称し『おりーぶ後援会』として本格的に「親亡きあとの施設建設」の支援団体として会員110名で再スタートする。 工房阿列布製造販売のリサイクルせっけん『沙羅せっけん』の名称を『おりいぶ人』に改称する。 リサイクルせっけん『おりいぶ人』が福島県の「うつくしまエコ・リサイクル製品」に認定される。 |
平成18年 | 福島県いわき市平中町の『茶房おりいぶ』を軽食喫茶として、リニューアルする。 |
平成19年 | 『工房阿列布』の隣接地をホスピス建設用地5800㎡(約1800坪)として購入する。 リサイクルせっけん『おりいぶ人』にエコマーク使用許可がおりる。 |
平成20年 | おりーぶチャリティー実行委員会が結成される。 第1回おりーぶチャリティーコンサート(合歓の瞬コンサート)を開催する。 (東京より津軽三味線奏者「あべや一門」を招く) 『工房阿列布』を障害者自立支援法による障害福祉サービス事業へ移行させる。(生活介護、就労継続支援B型の多機能型事業所)として福島県より事業所指定を受ける。 福島県いわき市好間町の作業所を食品製造販売所『おりいぶ一号館』として開店する。 |
平成21年 | 第2回おりーぶチャリティーコンサート(合歓の瞬コンサート)を開催する。 (東京より津軽三味線奏者「あべや一門」、ヴァイオリニスト「中山しのぶ氏」を招く) |
平成22年 | 福島県いわき市平中町の『茶房おりいぶ』を『mother club』と改称し、雑貨・パン,ケーキ・おにぎりの販売店としてリニューアルする。 |
平成22年 | 第3回おりーぶチャリティーコンサート(合歓の瞬コンサート)を開催する。 (東京より津軽三味線奏者「あべや一門」、静岡県より和太鼓集団「鬼太鼓座(おんでこざ)」を招く) |
平成23年 | 東日本大震災により被災する。続く福島第一原子力発電所事故により1ヶ月余の事業所閉鎖を余儀なくされる。 理事会において障がい者及びその家族等に対する法人独自の避難所設置事業が承認される。候補地を北海道内に決定、選定作業を始める。 |
平成24年 | 東洋学園児童部・成人部(双葉郡富岡町)の仮設住宅建設地として法人所有地を福島県へ貸与する。 |
平成25年 | 福島県いわき市内郷、工房阿列布内に障がい者相談支援事業『相談支援事業所おりーぶ』を開設する。 避難所として、北海道夕張郡由仁町の旧川端小学校の敷地を購入、校舎などの建物が由仁町より無償譲渡される。 |
平成27年 | 福島県いわき市好間町に共生型福祉施設『静修苑』(小規模多機能型居宅介護)を開設する。 |
平成28年 | 北海道夕張郡由仁町に、障害福祉サービス事業所 『KAKA's FACTORY』(生活介護・就労継続支援B型)を開設する。 |
施設・設備の整備について
平成15年 | 国庫補助(社会福祉施設整備)事業により、『工房阿列布』を新築する。 財団法人日本財団の補助事業により『工房阿列布』に車いす対応ワゴン車の整備する。 |
平成16年 | 財団法人日本自転車振興会の補助事業により『工房阿列布』に軽自動車2台とせっけん粉砕機を整備する。 |
平成17年 | 財団法人福島県総合社会福祉基金の助成事業により、『工房阿列布』にベーカーリーオーブンを整備する。 |
平成20年 | 福島県障害者自立支援基盤整備事業により『工房阿列布』の施設改修及び『おりいぶ一号館』の増改築を行う。 財団法人遠藤医療福祉助成財団の補助事業により、『おりいぶ一号館』にソフトクリーム製造機を整備する。 |
平成23年 | 24時間チャリティー委員会から、『工房阿列布』に車いす対応軽自動車の寄贈を受ける。 |
平成24年 | 国庫補助(災害復旧)事業のより被災した『工房阿列布』施設建物の補修(復旧)工事を実施する。 社会福祉法人朝日新聞厚生文化事業団の助成事業により被災した『工房阿列布』施設建物の改修(復興)工事を実施する。 財団法人愛恵福祉支援財団の助成事業により『工房阿列布』に液晶テレビを整備する。 |
平成25年 | 福島県障害者自立支援基盤整備事業により『工房阿列布』に多目的ホールを増築する。 社会福祉法人清水基金の助成事業により『おりいぶ一号館』にガーデンテラスを整備する。 日本郵便株式会社の年賀寄附金配分助成事業により老朽化した『工房阿列布』の作業用机、いすを整備する。 社会福祉法人丸紅基金の助成事業により被災した『工房阿列布』せっけん作業所の改修(復旧)工事を行いグリストラップの設置及び商品棚の改修を行う。 財団法人福島民報厚生文化事業団の奨励金配分事業により『工房阿列布』に加湿機を整備する。 |
平成26年 | エムケイ株式会社の助成事業により『工房阿列布』の多目的トイレをオストメイト対応トイレに改修する。 公益財団法人JKAの補助事業により『工房阿列布』に送迎用ワゴン車を整備する。 公益財団法人福島県総合社会福祉基金の補助事業により『工房阿列布』せっけん作業所の一部を厨房に改修する。 公益財団法人24時間テレビチャリティー委員会の補助事業により『工房阿列布』に太陽光発電設備を整備する。 |
平成27年 | 福島県障害者自立支援基盤整備事業により『静修苑』を新築する。 中外製薬株式会社、創立90周年記念社会福祉助成車両寄贈事業により、『静修苑』に 車いす対応軽自動車の寄贈を受ける。 公益財団法人中央競馬馬主社会福祉財団・一般社団法人福島馬主協会の助成事業により『工房阿列布』に送迎用ワゴン車を整備する。 旧川端小学校『KAKA's FACTORY』の改修工事を実施する。 |
平成28年 | 社会福祉法人福島県共同募金会の配分事業により『工房阿列布』に車いす対応ワゴン車を整備する。 |